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舞台『サクラソウ』

なんて綺麗なチラシ……あちらこちらの劇場でもらうたくさんのチラシを見ていると、やはり写真を使用したものの訴求度が高いですが、この『サクラソウ』の、咲き乱れるモノトーンの桜にうっすらとピンクが刷かれたイラスト(原画は日本画)の綺麗さにはおもわず手が止まって、PCの横に立てかけて飾っていました。

“SPIRAL MOON”という洒落た劇団名、前回公演タイトル『みちかける』(べきら未見)という言葉の響きの素敵さにも以前から魅かれていました(劇団名の由来は↓劇団公式サイトにあります)。

観劇決定の決め手になったのは、劇団め組の野村貴浩(のむら・たかひろ)さんが客演なさることでした。

野村さんは端正な雰囲気の美男ですが、とくににっこり笑ったときの表情がとても魅力的なのですよね。

当日受付精算のチケットを受け取ると、野村さんからの肉筆メッセージが書かれたメモがクリップ止めされていました。

丁重なお礼の言葉、親切な会場案内(後部座席は空調が暑くなることがある)……可愛い千代紙に書かれたメッセージは、寒さのなか駆けつけた観客の気持ちをいっぺんに暖めてくれました。

ファンクラブ入会時に指名役者さんから届く挨拶状、会報に同封されていたサイン入りの紅葉の葉っぱ(実際に公演で使用された小道具)、公演後のお礼状、そして今回のメッセージと、め組のきめ細かい戦略によって顧客満足度はいやがおうにも高まるのでした。



SPIRAL MOON
『サクラソウ』
2006年12月6日水曜日~10日日曜日
ザムザ阿佐谷(ラピュタビル地下1階)
全席自由(日時指定・整理番号付き)
前売3,000円、当日3,300円

べきら観劇日:2006年12月6日水曜日夜の部
上演時間:1時間40分(休憩なし)

終演後に1階受付(=実質は屋外なので、スタッフは寒さとの戦いでしょう)で各種オリジナルグッズ販売あり:
▼特製Tシャツ@2,000円
※チラシの絵柄に雰囲気が近い、満開の桜の花のイラストがプリントされています。サイズはSとM(Lがあったかどうか未確認)、色は黒・ネイビー・赤などがありました。制作の女性が実際に着用なさっていました。
▼台本 1冊1,000円(『サクラソウ』『みちかける『』)
▼『みちかける』名古屋公演/東京公演DVD@1枚3,000円、2枚セットで5,500円

▼『サクラソウ』DVD予約受付(↑同じく寒風吹きすさぶ1階受付にて):
1枚3,000円+送料600円
(スペシャルトーク副音声付き/2007年3月上旬発送予定)


・SPIRAL MOON公式サイト:
http://www.spiralmoon.jp/
※美麗な桜チラシの画像があります。「出演者紹介コーナー」には原画作者の日本画家・秋葉陽子氏のプロフィールもあります。↓プロデューサー・落合氏の前説によれば、演出・秋葉正子さん(役者としても出演)の妹さんだそうです。

・劇場公式サイト:
http://www.laputa-jp.com/zamza/main/index.html
※JR阿佐ヶ谷駅の北口から歩いてすぐ(2分)です。建物の外観も、地下に降りる階段や壁も、雰囲気があってとても素敵。劇場内も木がふんだんに使われていて心が安らぐ空間です。「土足禁止」なので、客席入り口でレジ袋を貸してもらって、脱いだ靴を自分で持って入ります。ロングブーツはかなりたいへんかもしれません。トイレに行くときは用意されたスリッパを履いてどうぞ。↑劇場サイトの見取り図では、最前列が桟敷席になっていますが、今回の公演は椅子席が最前でした。小劇場データベースLa Sensのコメント欄でも指摘がある通りひな壇の段差がきつく、とくに奥側(下手側)の段差は女性にとってはパンツスタイルでも難儀です。入り口側(上手側)は補助段があって比較的安全なのですが、開演間際になると入り口側の席が埋まってしまうため、どうしても奥側の急な段を昇らなくてはならなくなります。早めに着席なさることと、ゆめゆめタイトスカートは着用なさいませんように。あと、SPIRAL MOON名物、プロデューサー落合由人氏による「拍手を取る前説」も開演前に2回ありました(べきら初見でしたが、さすが朗読家・俳優でもいらっしゃるだけあって、よく通る、耳に心地よい美声でした)ので、余裕をもってご来場ください。また、アンケートに記入して提出すると、抽選で扇子やお酒が当たる特典があります(抽選は後日)。

・落合由人氏のブログ『これより開場いたします!』:
http://blog.goo.ne.jp/silkheart
※10月7日の記事に、チラシの話題があります。



夫婦の愛、家族の愛を静かな声で語る、水がひそかにしみこむような物語でした。

アクションもなく、激しいラブシーンもない、役者さんが大きな声で叫ぶようなこともほとんどありません。

音楽すら稀で、遠い波の音と、古めいた室内のセットだけで進行する芝居は、スローテンポのダンスほど実はごまかしがきかないのに通じるものがあります。

絶望的な愛の行方に、明るい光は見えるのか?……短絡的なハッピーエンドでもその逆でもない、含みのある結末がおとなのニュアンスを感じさせて素敵でした。

時代劇での毅然としたたたずまいとはがらりと変わって、現代の青年を演じる野村さんは繊細な風情がとても新鮮です。

終演後の夜の劇場前に現れた野村さんはすぐに女性ファンに囲まれていましたが、うゎ……かっこいい♪……きものや軍服ではない普通の洋服姿の自然な魅力に眼を奪われてしまいました。

また、席置きチラシのなかに、劇団め組の次回公演『鬼夜叉』(再演)の新しいチラシを発見したのも嬉しかったです。

裏面には初演時の舞台写真が16~17枚ほど掲載されていて、野村さんのアップもあります。

凛々しく引き締まったこちらの表情にもやはり見とれてしまうのでした。

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