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舞台『ソフィストリー―詭弁―』―劇場編

座席数701席の中劇場であるシアター1010(←センジュと読みます/所在地の千住商店街から命名)の舞台上に、250席の小劇場が新たに作られることになりました。

小劇場空間の名前は「シアター1010mini11」、その第1回目の公演です。

2004年4月に開館したこの劇場で、べきらはこれまでに数本の芝居を観劇していますが、新しくてきれいだし設備も整っているいい劇場だとおもいます。

ただ、肝心の座席がどういうわけか見切れ状態になることが多くて、「好きだけど、見づらい劇場」という印象が固まりつつあったのです。

新しい小劇場空間はこの点が改善されているのだろうか――俳優や演出家、演目ではなく、今回は「劇場のつくり」目当ての観劇となりました。

実は「舞台の“上”に劇場を作る」と最初に聞いたとき、べきらは座席とステージが空中に吊り下げられた状態?!を想像してしまったのですが、まさかそんなわけはないはずでして、この目で確かめるべく北千住に出かけていきました。

内容は、1990年代はじめのアメリカ東部、小さな学園都市で青春を謳歌していた学生達のあいだに突如勃発したセクハラ事件――定年を間近に控えた中年男性教授と若い男子学生とのアブナい関係――いったい真実はどこにあるのか、名作映画『羅生門』を思い起こさせるような複雑な人間心理を描き出す、意欲的な作品でした。


THEATRE1010
『ソフィストリー―詭弁―』
2006年8月31日(木)~9月10日(日)
シアター1010mini11
全席指定5,000円(前売り、当日とも)

べきら観劇日:2006年9月3日(日)昼の部
クローバーチーム(黒田勇樹さん主演)
下手ブロック3列目
※上手ブロック、正面ブロック、下手ブロックの3方向から舞台を囲む、いわゆるスラストステージ形式でした。

上演時間:2時間15分(15分休憩1回を含む)

・THEATRE1010公式サイト:
http://www.t1010.jp/

・公演情報(↑公式サイト2006年8月のイベント情報ページより):
http://www.t1010.jp/html/event/2006/08.html
※または、↑公式サイトトップページ→「最新イベント情報」右下の「…more」をクリック→2006年のなかから8月をクリックでも見られます。


いつもどおり正面入り口でチケットをもぎってもらってロビーに入ると、客席内への入り口は左側の一番奥にある扉一箇所のみが開放されています。

この扉は下手側のもっとも舞台に近い場所にあるのですが、そこから客席内に足を踏み入れると……1階席も2階席もがら~んとしてお客さんは誰も座っていず、席置きのチラシもまったく置かれていません。

本舞台に目を移すと、黒い壁のようなものが床から天井の近く(最上部から天井まで2~3mの空きあり)まで、上手から下手までいっぱいに建て込まれていて、緞帳の代わりに巨大な板で舞台に蓋をしたような状態になっています。

いったい芝居はどこでやるのかしら?……呆然としていると、劇場スタッフが「こちらからどうぞ」と本舞台へ上がる階段を指し示します。

どきどきしながら本舞台の上へ……神聖な舞台に土足で上がっていいのかしら?と心配しながら目の前にそびえる巨大な黒壁を見上げると、よくビルの側壁についている外階段のようなものが設置されていました。

おとながすれ違うのはちょっときついかも、というくらいの幅の外階段を上がりきって黒壁の最上部までいくと……驚いたことに、眼下に立派な「小劇場」が出来上がっているではありませんか!

「舞台“上”」とは、本舞台の床面にもうひとつの小さなステージと座席群をドールハウスのようにまるごとすっぽり作り上げてしまうということだったのですね。

座席はすり鉢状に高くなっているため、観客はいったん外階段を上がって正面ブロックの客席の最後部から入場するかたちになるのでした。


↓続く
結論を書きますと、とても見やすくて、快適な空間でした。

座席の傾斜が2列目から充分あるので、前の人の頭がじゃまにならないのがよかったです(シアター1010の通常の席は、前から5~6列目くらいまで床が平面なので非常に見づらいのです)。

客席に向かって細長く張り出したような洒落たセンスの舞台セットも、観客と舞台をより濃密に一体化させていたとおもいます。

主人公エクス(演・黒田勇樹さん)の親友ウィリーを演じた野島直人さんのブログに、稽古場で実寸大に組まれたセットの画像がupされています。

・Diary:稽古場。(2006-08-26)
http://www.pacvoice.com/artist/naoto/2006/08/post_209.php#more
※画像は、舞台最奥部を背にして客席を見るアングル。画像の中心の、白い布のかかったベッドが置いてある部分が舞台最先端。正面ブロック最前列のお客さんにとっては、枕元に座っているような状態。このベッドのうえでエクスとガールフレンドのかなり濃厚なラヴシーンが繰り広げられたのですが、最前列の女性はリクライニング状態に引ききっていました(笑)向かって左側、両手を頭の上で組んでいる人の後ろが上手ブロック、べきら着席の下手ブロックは画像右下の黒いものがチラリと写っている位置でした。

アンケートにも、ぜひ今後もこの小劇場企画を継続してほしいと書いてきました。

公演チラシによれば、このmini11よりさらに小規模の「ミニシアター」(100席、第1稽古場に特設)の企画もあるそうで、こちらも楽しみです。

とりあえず、今月2006年10月24日(火)からスタートする『幻灯記 KUKAI』がこのmini11スタイルで上演されます。

特撮ヒーローファンであるべきらは、現在テレビ東京で放送中の『魔弾戦記リュウケンドー』でクールな魔弾戦士リュウジンオーを好演している黒田耕平さん目当てにチケットを取ってありました。

かなり前の列なので、目の前で耕平さんの演技が見られるとおもうと今から胸が高鳴ります。

・『幻灯記 KUKAI』公演情報:
http://www.t1010.jp/html/event/2006/10.html
※シアター1010公式サイトより

http://www.acephale.net/activity_yotei.html
※アセファル公式サイトより/あらすじ、耕平さんを含む出演者と人形の画像あり

http://www.punplanning.com/kukai.htm
※パンプランニング公式サイトより

・『魔弾戦記リュウケンドー』情報:
http://www.ryukendo.net/
※公式サイト

http://www.tv-aichi.co.jp/ryukendo/
※テレビ愛知によるサイト


ヒーローといえば、今回の『ソフィストリー―詭弁―』ダブルキャスト(クローバーチームとスペードチーム)のどちらを観るかの決め手になったのも、仮面ライダー歴をお持ちの(ただし、テレビシリーズではなく映画でですが)黒田勇樹さんの存在でした。

・劇場版『仮面ライダー剣(ブレイド)―Missing Ace―』(2004年9月公開)公式サイト:
http://www.toei.co.jp/tv/blade/moviemaking/moviemaking/making09.html

・↑劇場版公式サイトにある黒田勇樹さんインタビュー(サングラス姿がかっこよかったです!):
http://www.toei.co.jp/tv/blade/moviemaking/moviemaking/making03.html

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