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『キレイじゃなきゃいけないワケ』

アメリカの若いブルーカラーの男女ふた組が、「顔」について怒ったり悩んだりする日常生活を描いた翻訳劇です。
作者ニール・ラビュートは「いまアメリカでいちばん多作な作家、いちばんエッジーな作家」(←TPTからのDMより)とのことです。

顔について、愛について、自分自身について、すべてを明確に言語化して相手にぶつけ、相手もその言葉をそっくり言葉のまま受け止めたのちふたたび相手に言葉のかたちで返す、お互いの目をしっかりと見据えて、というたいへんエネルギッシュで肉食系なやりとりに圧倒されます。
日本人にはできないコミュニケーション法ですが、その真っ直ぐさ、誠実さに好感を持ちました。

壁も廊下も階段も、すべてが黒く骨太な空間を照らす月光のような冷たい光がよかったです。
メタッリクな椅子に反射する光、光に浮かび上がる青いベンチ、その青に呼応する洗口剤の青い液体……洗練されたTPTならではの空間でした。
美女カーリーと比較されてしまうステッフの衣裳がよかったです。
ソックスの赤、おめかしドレスのプリント、ラストのパンプスのバンドに目がいきました。
TPTの衣裳には服のエレガンス、というものへの愛情がかんじられて、いつも楽しみです。

LチームとVチームのダブルキャストです。
わたしは藤沢大吾さんと高畑こと美さんが出演するVチームを観ました。
前回公演『血の婚礼』では繊細な美男子という雰囲気だった山田ジルソンさんが男くさい岩石男に変身していたのに驚きました。
細身の藤沢さんを殴り倒すアクションシーンはスピードとタイミングが素晴らしかったです。
靴を脱がずに観劇できたのは助かりました(ザムザ阿佐谷は通常は土足禁止)。
客席床に黒いカーペットが敷き詰めれていて、靴底の当たりがやわらかかったです。



シアタープロジェクト・東京
TPT73
『キレイじゃなきゃいけないワケ』
2009年12月29日火曜日~2010年1月17日日曜日
ザムザ阿佐谷
CoRich情報
※TPTサイト内に本作品のPV動画があります。

作:ニール・ラビュート
訳:広田敦郎
演出:千葉哲也

全席指定
4,500円
学生 3,000円(TPTのみ取り扱い)

べきら観劇日:
2010年1月6日水曜日14:00~

上演時間:約2時間(休憩なし)

【物販】
プログラム 500円

【当日パンフレット】
未確認

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