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舞台『りぷれい』

無実を主張する囚人達と、プロファイリングの手法を使って彼らに極悪犯罪を自白させようとする警察との攻防を描くコメディーです。
心理学的に犯罪を推理するプロファイラーである女性刑事と、強烈な個性を持つ囚人との対決が主眼です。
なかでも、いったいどこまでとんでいくのやら、はたして帰ってこられるのでしょうか???と心配になるほどライブ感あふれる瀧澤明弘さん(囚人のひとり)の暴走演技と、看板女優宮田真帆さんの徹底的につくり込んだゆるぎなさの対比に見応えがありました。
宮田さんはレースクィーン出身の抜群のスタイルと美貌、きれいな身のこなしで有能な女性刑事をきりりと演じます。
石原幸弘さん演じる粘着系上司への対応も鉄壁の小気味よさでした。
宮田さんが一瞬でも崩れたら、たちまち「仲間ウケ」「なあなあ」に堕しかねません。
瀧澤さんの匙加減が分かれ目なのだろうおもいます。
客席の反応は、最初のエール的な笑いから中盤以降は自然な笑いが全体に広がっていました。

坂井紀里子さんの天然と過激が混在する女性看守も健闘でした。
『SUNSHINE~ひとつ屋根の下~』(2008年12月/タイニイアリス)での「プリン手づかみ食べお嬢様」がヴァージョンアップしています。
生来の品のよさがありますので、過激が不快になることがありません。
制服姿も激しく可愛いです。
今後のさらなる発展が期待されます。
劇団め組から客演の菅原貴志さんは、「誠実な打たれキャラ」という持ち味を活かした役どころで楽しませてくれました。
先月2009年11月のめ組公演『岡田以蔵』では、以蔵(演・新宮乙矢さん)が菅原さん演じる志士の身体に入った刃を一瞬とめて力を溜め、コンマ以下秒後にあらためて斬りあげるという念入りな暗殺のされ方をしたシーンの、その斬られぶりがあっぱれでした。
今回も客演なのにあの手この手で虐げられていました(笑)
このまじめで気弱そうな(←俳優としての持ち味という意味です)菅原さんが実は、……という血が凍りつくような悪役をいつかぜひみせてほしいです。
劇中歌のシーンでは歌唱力に驚きました。



どて劇団 第10回公演
『りぷれい』
2009年12月23日水曜日~27日日曜日(全7ステージ)
中野テアトルBONBON
CoRich情報

作・演出:瀧澤明弘

全席自由
前売 3,200円
当日 3,500円
小学生以下 1,000円

べきら観劇日:
2009年12月24日木曜日14:00~
※恒例の石原さんによる前説があります。

上演時間:1時間40分(休憩なし)
※終演後、10分の休憩をはさんで約15間のクリスマススペシャル企画がありました。
劇団ブログによればタイトルは『フランダースのトナカイ』とのことでしたが、スペシャル企画開演直前の瀧澤さんMC(陰)で『マッチ売りの少年』に変更との発表がありました(笑)。
瀧澤さんと菅原さんの競演が楽しかったです。

【物販】
劇団オリジナルTシャツ(価格未確認)

【当日パンフレット】
B5/4Pカラー

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