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舞台『魔王降臨』船戸慎士さんレポ

アクションとイリュージョンが特色の劇団R:MIXの『魔王降臨』――夏の最後の熱気のように、新宿歌舞伎町で熱く燃焼したエネルギー全開の舞台でした。


べきらふぁいる:舞台『魔王降臨―Live SIDE』(2006-09-01)


劇団スタジオライフの船戸慎士(ふなと・しんじ)さんの外部出演舞台だからという動機で観に行ったべきらでしたが、冒頭からあまりにスピーディな剣戟シーンの連続についていくのがやっとでどれが船戸さんなのかさっぱり見分けがつきません。

登場人物は被り物や特殊メイクの人が多くて、それではと声を頼りにしてもあの船戸さんの艶のある美声が聞き分けられない……もしかしたらツィンストーリーのうちこちら(『Live SIDE』と『Evil SIDE』/べきら観劇は『Live SIDE』)には出演していないのでは、と不安になってきた物語中盤、花道の後方から登場したある人物の声を背中で聞いたとき、これが船戸さんだったのだ!とようやくわかりました。

2006年9月3日(日)に公演が終了したのち、劇団公式サイトの稽古場日記に舞台の様子が順次upされていますが、9月14日(木)分にようやく船戸さんの衝撃(!)画像が掲載されました。

ネタバレありレポ
※公演は終了しましたが、台本(劇場で販売されていたのもの)によれば物語は次回作に続くようです。
次回初めて魔王シリーズを観劇するまで楽しみをとっておきたい方はこれより先はお読みにならないでください。
劇団R:MIX公式サイト内稽古場日記より(2006-09-14):
http://rmixdiary.jugem.jp/?day=20060914

このアシュラ男爵が船戸さんだったとは――ちなみに「アシュレイ=ダンケルク」が正しい名前であって、「アシュラ男爵」と呼ばれるとアシュレイは激しく怒ります――序の景、第一景とアシュレイが手下の三人衆とともに繰り広げる報復絶倒な笑いと強烈な個性に「なんてユニークなキャラクターなんだろう!それにしても船戸さんはどれかしら……」と完璧な勘違いに陥っていました。

女声と男声をひんぱんに使い分けるのですが、白塗り・口紅の横顔を客席に向けた女性体のときが色っぽくて猛烈に面白かったです。

本家である男優劇団スタジオライフの作品で船戸さんの女役を観たことはべきらはないのですが、劇団員の誰でも一度は女役を経験するというライフの役者さんならではの見事な両性具有ぶりでした。

↑の稽古場日記でも、ほかの役者さんの後ろや横にちらりと写っているだけで鮮烈な存在感がありますね。

アシュレイは魔王軍のなかで情報戦略を担当する智将なのですが、第5景でようやく船戸さんと気付いてからは、男性体の迫力ある声と重厚な立ち居振る舞いを楽しみました。

↑画像にもあるようにアシュレイの武器は長槍で、この長槍を使って戦うアクションもスピード感が凄くてハラハラしました。

なにしろ、武器同士が打ち合うたびに「ガキーン!」という金属音が(効果音ですが)鳴り響くので迫力満点なのです。

もっとも、船戸さんのシーンではないのですが、アクシデントで戦闘中の剣が空中高く飛び、客席最前列の女性の足元近くに落下したことがあって、2列目のべきらもおもわず身をすくめてしまったのですが、床に落ちたときの音から材質は樹脂製とおもわれ、これならアクションで当たっても大丈夫なのだろうな、と安心しました。

終之景で、絶望に陥った主人公ラディ(演・谷口賢志さん)に魔王の歴史を解き明かすアシュレイが場の空気を引き締めていました。

『Evil SIDE』のアシュレイもぜひ観たい!とおもったのですが、公演期間が全4日間と短く、初日の金曜日に行ったべきらでも週末はすでに予定が入っていてあきらめざるを得ませんでした。

1ヵ月間休演なしのスタジオライフ公演とはいかないまでも、せめて週末を2回はさんだ10日間公演(休演1日あり)にしてくれるとありがたいのですが――もっとも、この激烈な運動量では役者さん達の身がもたないのかもしれません。

会場で販売されていた前作『魔界の都』(2005年9月、シアターサンモール)DVDもとても面白かったです(劇団R:MIX公式サイトのトップページ画像はこの『魔界の都』で、アシュラ男爵、もとい、アシュレイを演じたのは北区つかこうへい劇団から客演の川畑博稔さん)。

観られなかった『Evil SIDE』のアシュレイを確認するためにも、今回の『魔王降臨』もぜひDVD化していただきたいです。

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