スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

舞台『信長-NOBUNAGA』

戦国武将ブームのなかでも人気の高い織田信長を、その内面の孤独に焦点を当てて描く劇団め組公演です。
新宮乙矢・藤原習作という二大看板が久しぶりに正面切ってぶつかり合う力作でした。
時代劇のタイトルロールを堂々と演じる新宮さんの安定感と骨太感がとてもいいです。
客演での少々情けなかったりユーモラスだったりの現代青年役を観たあとだけに(レポ1レポ2レポ3/←これはこれで、それぞれに楽しみました)胸がすくおもいをしました。
疾走する信長を理解しようと苦しむ明智光秀を演じる習作さんの「静」の演技には品格が感じられました。
やはりこのふたりは黄金のコンビといえましょう。
め組名物の剣殺陣も、舞台をいっぱいに使った迫力とスピードを堪能しました。



劇団め組 2009夏期公演
『信長-NOBUNAGA』
2009年7月31日金曜日~8月4日火曜日(全8ステージ)
吉祥寺シアター
CoRich情報

作:合馬百香
演出:与儀英一

全席指定
平日料金 4,300円
土日料金 4,800円

べきら観劇日:
2009年7月31日金曜日19:00~(初日)
2009年8月1日土曜日13:00~
<↓追記>
2009年8月3日月曜日14:00~
2009年8月4日火曜日14:00~(千秋楽)

上演時間:2時間15分(休憩なし)

【物販】
舞台写真@150円×50種

【当日パンフレット】
A4/4Pカラー
・キャスト表(相関図)
・幕構成
・あらすじ
・スタッフ表
・次回公演
※キャスト表は全29人の撮り下ろし写真付き。
信長役新宮さんひとりが赤(ピンク?)、ほかは全員黒の装い。
表紙はこれも撮り下ろし・オリジナル製作とおもわれる「黒い海に燃え盛る日本列島」。
既成の権力をすべて排除して日本を変革しようとした信長の決意が表現されているようにみえます。
スタッフ表のなかに、出演していない若手劇団員達がつとめる受付スタッフの名前が掲載されています。
劇場に足を踏み入れた瞬間、分け隔てない(演劇関係者や身内客ではない一般客にも均等な)歓迎の気をスタッフから感じるかどうかでその観劇の気持ちにずいぶんと差が生じるものですが、演劇雑誌に「こまやかな接客」(『テアトロ』2009年6月号P46)ととりあげられたように、め組の受付態勢はここ1年ほどのあいだにホスピタリティ度と当事者意識が充実してきているようにかんじます。
たとえば、開場時刻直後でまだ客席が空いているとき、スタッフが「席まで」(←通常は「列まで」)同行してくれたのはありがたいことでした。

コメント

次回作に期待

新宮乙矢さんが迫真の演技をし、すばらしかったです。藤原さんは、少し押さえすぎた演技をしており、少し弱いような感じを受けたのがとても残念でした。
今回、残念だったのは、アラビアンナイトのような女性たちが何度も登場してきたことです。め組は硬派ないイメージがあり、少し引いてしまいました。
次回の岡田以蔵では、男性中心の演出でお願いしたいです。

好きなめ組

>えんちゃんさん
ようこそおいでくださいました。
新宮さんはやはり「中央に立つ」度量と器量の持ち主ですよね。
私も惚れ直してしまいました!
その新宮さん信長を際立たせるように、今回の習作さんはおっしゃる通り常に沈んだ雰囲気でした。
前回公演『新選組』での二役(坂本龍馬、芹沢 鴨)やその前の客演『in fantasioso』での実質主役の吸血鬼などの活き活きと躍動感ある演技が記憶に新しいだけに意外なかんじでしたね。

今回の光秀は、突出した才能の存在を嫌う日本人特有のバランス感覚を体現した存在だったのではないかとおもいます。
信長という人格には魅力を感じながら、その存在を認めてはならないという日本人としての血の要請(将軍・義昭の「この国に織田信長は必要ない」発言に実は光秀も意識下で同意している)との相克に苦悩する姿が、今回のあの演出だったのでは、と想像しました。
それでも、信長にぶつかっていく勢いをもう少しみせてほしかったおもいはたしかに残りますね。
そのいっぽう、久しぶりに(魔王メイクや墨塗りではない)キレイな習作さんがみられて岡惚れファンとしては眼福でした。
憂いの表情も色気があって素敵……(←結局、好きなんです♪)

2008年3月公演『warriors』の「初のコメディ路線」から新しいことへに果敢に挑戦し続けているめ組ですが、今回のダンスとカーテンコールも斬新でした。
甘さを排した男の世界を愛するめ組ファンはここのところ驚かされっぱなしですね(笑)
次回公演『岡田以蔵』では、ぜひ硬派なめ組をみせてほしいと私も秘かに願っています。
非公開コメント

プロフィール

べきら

Author:べきら
観劇の記録です。

Twitter

月別アーカイブ

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。