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舞台『プライベート・アイズ』

1980年代、都立高校に通うゲイの男子生徒が恋愛と交友を通して自分をみつめる物語です。
ひとりの相手への純愛一辺倒ではなく、肉体や誘惑の呼び声に応える面もそのまま描かれているところに好感を持ちました。
Hall and Oatesのなつかしい音楽とともに、哀しいけれど清々しくきれいなあと味が残った作品でした。

複数の顔を演じ分ける俳優陣の競演が楽しいです。
遠藤祐生さんの、主人公の気持ちに気付かない同級生の屈託なさ:二丁目のジャズバーの客の危うさ:25年後の老け込み、という鮮やかな三態の対比に刮目しました。
『新・こころ』のお嬢さん、『ジェラシー~夢の虜~』での従順な女性秘書と控えめな役どころが多かった石関準さんのはじけたお母さん(主人公の幼なじみの女子の母親)、演劇部員の女子のなかである意味もっとも女子らしいといえる感受性の強い「まりも」もよかったです。
初めてフライングステージを観た『サロン』で驚かされた西田夏奈子さんの七変化(←7回ではありませんが)には今回も舌を巻きましたが、なかでも主人公のお母さんが息子のカミングアウトをきかされたときの、息子の生涯の孤独を憂える気持ちが胸に迫りました。

昔の小学校の木製の椅子8脚が荒川の土手やリビングルームやバイクになるのが可愛い方法です。
パズルのように椅子を置き換える狂言回し役の岸本啓孝さんの、常に主人公を見守る眼の一貫した安定感が柱でした。
出演もする作・演出の関根信一さんが客入れの誘導をしてくれて感激しました。



劇団フライングステージ
第34回公演
『プライベート・アイズ』
2009年7月9日木曜日~20日月曜日祝日(全15ステージ)
下北沢OFF・OFFシアター
CoRich情報

作・演出:関根信一

チケット料金:
・指定席 3,500円(ペアチケット6,500円、トリプルチケット 9,000円)
※チケット代は事前振込
・自由席 3,500円(ペアチケット6,500円、トリプルチケット 9,000円)
※チケット代は当日精算
・当日券 3,800円

べきら観劇日:
2009年7月18日金土曜日15:00~

上演時間:約2時間(休憩なし)

【物販】
未確認

【当日パンフレット】
B5/4P モノクロ印刷
・関根信一「ごあいさつ」
・配役表
・「私の高校時代」※キャスト13人各自の高校時代の思い出。加藤記生さんの、アメリカのホームステイ先の男の子ふたりの名前(「デイリック」と「コディ」)を漢字で書いてほしいといわれて……という話が機知に富んでいました。
・フライングステージ次回公演
・出演者の次回公演
・スタッフ表

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