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舞台『絆・KIZUNA』

ジャパンアクションエンタープライズによる公演ですが、アクションものではありません。
兄弟の愛を軸に、親子、夫婦、恋人達の気持ちの揺れを描きます。
利権、スキャンダル、公権力が絡むところに現実の世相が反映されています。
動揺し衝突したさまざまな感情は弟の純粋な心によって収束し、カタルシスがもたらされます。
弟役鈴木信二さんの清潔感が愛らしかったです。
広すぎず、近すぎずのちょうどよい空間の劇場で、生身の俳優の声の響きやしたたるほんとうの涙に接することができて、演劇を見慣れない人にもわかりやすく、親しみやすい内容だとおもいます。

JAEの演劇公演を観るのは『遥かなるエデン』(2007年11月/東京芸術劇場小ホール2)以来2度目です。
前回、今回とも劇団め組の藤原習作さんが客演するとのことでチケットを取りました。
『遥かなる~』では女性大好きのコミカルな弁護士役で笑わせてくれた習作さんは、今回は夫婦愛で魅せてくれます。
不幸な出来事によって心の安定を欠いた妻を見守る夫の優しさがせつなく伝わります。
妻や恋人への情愛を表現するときの習作さんの包み込むような眼差しにはいつもとろけそうになってしまう♪心酔ファンなのです。
滝 佳保子さん演じるいじらしい妻を抱きとめ、手をとる習作さんの姿に羨望してしまいました。
登場時間は多くはありませんが、本家め組とは異なる雰囲気のなかでの存在感が新鮮でした。

「六本木くん」こと六本木康広さんの鉄砲玉ぶりが楽しかったです。
初登場シーンでは照明が明転した瞬間に何者?!と眼がひきつけられました。
キレのいい動きと明るさでシリアスな世界に風穴を開けるアルルカンのようでした(衣裳も「道化」を連想させます)。
JAEサイト内のブログも舞台裏の様子を伝えてくれてありがたいです。



ジャパンアクションエンタープライズ
第9回プロデュース公演
『絆・KIZUNA』
2009年6月30日火曜日~7月5日日曜日(全8ステージ)
シアターサンモール
公演情報
CoRich情報

原案・演出:西本良治朗
脚本:中村哲也

全席指定
前売 4,500円
当日 4,800円
※小学生未満の入場不可

べきら観劇日:
2009年7月2日木曜日14:00~
<観劇日追記↓>
2009年7月5日日曜日15:00~(千秋楽)


上演時間:約2時間(休憩なし)
※開演5分くらい前からコント風前説があります。
私が観た回は「地上げ屋」3人組の奮闘でした。

【物販】
未確認
※公演DVD先行予約:2009年9月発売予定/料金4,500円+送料400円
申込用紙などはなく、郵便振替で直接代金+送料を振り込む方式です。
口座番号などの支払い情報はアンケート用紙の下のほうに印刷されています。
アンケート用紙が2枚配布されたのは、アンケートを提出した場合に支払い情報を手元に残すためと推測します。

【当日パンフレット】
未確認


<2回目観劇後の追記 2009-07-08>


アンケート用紙は、2回目観劇時には1枚のみ配布でした。
また、DVD申込用紙(『遥かなる~』のときには申込用紙が配布され、会場で予約することができました)は2回目観劇時も入っていませんでした。
DVD購入希望で支払い情報がお手元にない方はJAEにお問い合わせなさることをお薦めします。

千秋楽は兄トモカズ、弟タクヤ、兄の妻茜、弟の恋人樹里役の4人の俳優陣の熱がいちだんと高まっていました(当日パンフレットが未確認なので正式役名は不明ですが、私の記憶と樹里役佃井皆美さんのブログから再現しました)。
あの六本木くんのはじけぶりもたいへんな勢いで、樹里を追って舞台上手から下手へ駆け抜けるスピードの凄まじさにはらはらしてしまいまいした。
タクヤのゴーストに翻弄されるシーンでは勢い余って靴が脱げてしまうハプニングもありましたが流れを損なうことなく、観客に愛されながらカバーできていたとおもいます。
(私がアルルカンを連想した六本木くんの衣裳着用画像がご当人のブログにupされています。)
習作さん演じるオクデラの妻への愛も深化していました。
妻アサミが息を吹き返したシーンでは、アサミ役滝さんの小柄な身体がみえなくなるほど抱きしめる姿にいっそうの情がこもっていました(垂涎♪)
また、カーテンコールでは、地上げ屋3人組の次に登場したオオタカ保護に熱心な作務衣のタナカさん役関根大学さんと週刊誌の契約ライターミツオカ役高橋和興さんのふたりが退場しかけた3人組を「待て!」と呼びとめて十八番のアクションを披露、会場は大喜びでした。

コメント

寝不足続きで観たので眠くなってしまうかもという心配は
役者さんの演技力とストーリーに引き込まれて吹き飛びました。
テーマも良かったのであのイージーとも思える結末はちょっと違和感を覚えました。
もうちょっと含みを持たせるというか、希望の匂いを感じさせるくらいで抑えて
欲しかったと思います。コメディ以外で大ハッピーエンドはちょっと苦手です。
藤原さんは素敵でした。地上げ屋に突き飛ばされるシーンでは受け身が見事でした!!

>フェイフェイさん
吸血鬼や自衛官や魔王メイクの侍!などの特殊な人ではない、ふつうの家庭人な藤原さんが新鮮でしたね。
突き飛ばされシーンは大きな音で床に倒れる藤原さんに2回観劇ともひやひやしてしまったのですが、そうですか、ちゃんと受け身になっていたのですね(←アクション大好きなわりによくわかっていないべきらです)♪
おかげさまで安心できました、ありがとうございます!

>>コメディ以外で大ハッピーエンドはちょっと苦手です
同感です。
劇団め組に惹かれるのは、人間の哀しさや虚しさを引き受けながらもひと筋の光を求める合馬百香脚本の魅力が核にあるからなのでしょうね。
本日はそのめ組から8月公演『信長-NOBUNAGA』のチケットが届きました。
客演での「ふうつの人」から脱して戦国の世に飛び込む藤原さんと新宮乙矢さんが今から楽しみですね。
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