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舞台『しびれものがたり』

鉄骨の筋交いがむき出しの倉庫空間に流れるグランドハープの生演奏が素敵です。
ハープという楽器は優美なだけではなく、疑念や不安などさまざまな感情も表現し得ることがわかったのは新鮮な発見でした。
開演5分前くらいに奏者の掘米 綾さんが登場して調律(?)を始める様子も興味深くきれいです。

「しびれる」ことでなにかを得ようとする人々の物語です。
寓話色の強かった初演版(第14回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)を、現代のリアルな日常生活をおくる男女や親子に置き換えての再演です。
私は今回がしずくまち♭(フラット)初観劇ですので、初演版についてはたまたま購入していた台本(『優秀新人戯曲集2009』)に目を通したのみですが、なまなましい現代に置き換えたぶん、つらさや痛みを自分で引き受けるのがつらいあまりに落とし穴にはまってしまうことの危険性をより鮮明に感じ取りました。

SPIRAL MOON主宰の秋葉舞滝子(あきば・まさこ)さんがアフタートークに登場するのを目当てに初日ソワレのチケットを取りました。
SPIRAL MOONは2006年12月の『サクラソウ』以来毎公演欠かさず観劇しています。
ともに主宰で演出・女優というナカヤマさんと秋葉さんのトークを楽しみました。
なかでも、脚本を書くナカヤマさんと書かない秋葉さんの、演出家としての違いが面白かったです。
制作統括・落合由人氏のまさに「しびれる」ような美声の司会にも酔いました。

d-倉庫サイト内の地図にしたがって日暮里の繊維街通りを歩くと、両側のお店のほとんどがシャッターを下ろしていました。
昼間だったら店先に布がたくさん並ぶ楽しい光景だろうとおもいます。
目印の酒屋さんを右に曲がると、細く暗い道の向こうにd-倉庫のロゴと同じデザインの看板がくっきりと浮かび上がってみえます(18:40頃到着)。
その看板の手前の、金網に囲まれた駐車場(暗いです)の奥の外階段を昇ったところが劇場入り口です。
ガラスの自動ドアが開いて一歩中に入るとお洒落なカフェバー風ロビーでした(d-倉庫サイトの「使用案内」にロビーの画像があります)。
客席に入るときはロビー奥の階段を降りていきますので、はやく到着なさった方は開場前にお手洗い(受付の向かい側)を済ませておくほうがよいとおもいます。
JR日暮里駅南口の階段は長いので、終演後の帰り道はエスカレーターのある東口を利用しました。



しずくまち♭
第14回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞作品
『しびれものがたり』
2009年5月15日金曜日~19日火曜日(全7ステージ)
日暮里d-倉庫(ナカヤマさんのインタビューあり)
公演情報
CoRich情報

作・演出 ナカヤマカズコ 

前売 3,800円
当日 4,000円(日時指定/自由席)
学生チケット 2,500円(前売/当日ともに/要・学生証提示)
※開場は開演の30分前。
当日受付開始(整理券配布)は開演の45分前。

べきら観劇日:
2009年5月15日金曜日19:30~(初日)

上演時間:1時間50分(休憩なし)

【物販】
上演台本(再演版) 1,000円
上演台本(初演版) 1,680円

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