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舞台『泉鏡花の夜叉ヶ池』

妖しく美しい泉鏡花の世界に、ネオ歌舞伎の花組芝居が持つ華やかな娯楽性が加味された、祝祭の雰囲気に満ちた見応えある作品でした。
夜叉ヶ池の主、白雪姫と妖怪達は歌舞伎と西洋のカーニバルの要素が混ざり合って、円形の劇場がサーカスのテント小屋のような楽しさです。
客いじりや観客参加もあり、会場はたいへん盛り上がりました。
一部の役を外部の日替わりゲストが演じる趣向も珍しいです。
舞台上の劇団員達がしばし役を脱してゲストの満載アドリブを受けとめていたのが楽しかったです。
それでいて、作品の核である晃と百合の愛の強さ、ふたりを取り巻く村人達=人間社会の理不尽さは崩れることなくしっかりと伝わります。
清楚ではかなく、男をとらえて離さない魔性を持つ百合は鏡花が創りあげた理想の女性であり、男性が演じるからこそその魅力が際立ちます。
若手の堀越 涼さん、二瓶拓也さんが演じる百合はどちらも愛おしく、裾短かに着たきものからのぞく白く細い足首や、晃の背中にすがって隠れる姿に心がときめてしまいました。
そのうえ、ふたりの百合とも足の裏がピンク色ですべすべして綺麗……という、俳優を全方向からみることができる円形劇場ゆえの眼福もありました。
東京公演は終了しましたが、今月2009年1月末に兵庫公演があります。



花組芝居
『泉鏡花の夜叉ヶ池』
2009年1月12日月曜日~22日木曜日(全17ステージ)
こどもの城 青山円形劇場
※武蔵屋組、那河岸屋(なにがしや)組のダブルキャスト

東京公演ののち、兵庫公演あり
2009年1月30日金曜日~31日土曜日(全4ステージ)
伊丹市立演劇ホールAI・HALL

作:泉鏡花
構成・演出:加納幸和

全席指定(当日料金は各400円増)
【東京】
 平日価格/4,800円 ※21日(水)夜・22日(木)の回を除く
 土・日・祝日・楽日価格/5,800円
 平日昼夜通し券/9,000円 ※14・16・19日(劇団のみ取扱)
 学生券/4,000円 
【兵庫】
 一般/5,800円 学生/4,000円

べきら観劇日:
2009年1月16日金曜日14:00~武蔵屋組
2009年1月19日月曜日14:00~那河岸屋

上演時間:2時間10分(休憩なし)

【物販】
プログラム1,000円

【当日パンフレット】
A4/4Pカラー

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