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舞台『アメノキオク…』

<追記 2008-12-20>
新宮乙矢さんのインタビュー動画が含まれています。
http://corazon-syacho.blog.players.tv/archives/20081217-1.html
※画面が暗くて新宮さんの表情がわかりづらいのが残念ですが、真摯さは伝わります。
<追記ここまで>



ゆったりとしたソファでお酒を楽しみながら、目の前で演じられる物語世界に浸る「レストラン公演」です(一部は椅子席)。
劇場外での演劇上演としては、たまたま数日前にギャラリー LE DECOを使用したこちらを観劇したばかりでした。
美術展や写真展が開催されるモダンなギャラリーの一室での緊迫感と切れのいいパフォーマンスを楽しみましたが、今回はイタリアンレストランということで、くつろぎ感とサロン的雰囲気が気持ちをなごませてくれました。
この日の昼間は渋谷シアターコクーンの大劇場で4時間10分に及ぶ濃厚・猥雑なことばと音の饗宴『表裏源内蛙合戦』を観てへとへと状態になり、正直なところもう1本新たな作品に向かいあって、心を開いて作品世界を受けとめることができるかどうか心配だったのですが、終演後には疲れと緊張がやわらかく解きほぐされて、来てよかったとおもいました。

東京キッドブラザース出身の林 邦應氏の作・演出による、心あたたまる恋と友情と家族の物語です。
客席フロアの一部をそのまま演技スペースにした舞台は「劇」小劇場やOFF OFFシアターのそれよりも小さく、最前列の観客の膝と俳優の身体が触れ合いそうです。
上演時間も約1時間と短いミニチュア公演とはいえ、そこにきっちりと世界が現出し、物語が生まれて成長し、未来に目線を向けて旅立ちます。
状況が活きるエンディングもよかったです。
それから、これは好みの問題ですが、距離が近いからといって安易な「客いじり」がなかったのも好印象でした。
貴重で、ぜいたくな時間でした。

劇団め組の看板俳優・新宮乙矢さんの初の外部出演ということでチケットを申し込みました。
朝廷や幕府や主君のためではなく(め組は時代劇が主体)、純粋に自分自身の問題としての恋に悩む等身大の「今」の青年を演じる新宮さんが新鮮でした。
ダブルキャスト公演ですが、新宮さんはシングルなのでAB両キャストに出演します。
ありったけのおもいを眼差しにこめて新宮さんをみつめる高林里衣さん(やはりAB両キャストに出演)のきらきらした瞳がせつなく綺麗でした。
高林さんのブログに新宮さんが登場していますこちら
どこかでみたことがある……とおもった北川裕子さん(Bキャスト)は、空間ゼリー『I do I want』(2008年6月/サンモールスタジオ/CoRich公演情報)での、ロリータファッションが生き人形のように似合っていたあの女子大生だったのですね。
北川さんのギャグの空気感が絶妙で、とくに新宮さんとのからみは笑わせてもらいました。
初日の第1ステージでしたのでまだ固いところもありましたが、カンパニーの結束感は感じました。
改訂上演とはいえたった9日間の稽古で(←キャスト、関係者のブログより)ここまでまとまったのはすごいとおもいます。
これから回を重ねるにつれて醸成していくこととおもいます。

projectDREAMERはこの会場で過去に複数回上演経験があり、スタッフも慣れた様子でホスピタリティがありました。
ただ、レストランだからということなのでしょうが、携帯も喫煙も「あり」でした。
上演中に携帯のボタン操作音やマナーモードの振動音が響き、着信があって席を立つ人もいましたし、開演前からすでに(上演中も)紫煙が立ちのぼりました。
この2点に関してはとくに案内はなく(前説そのものもありませんでした)、当日パンフレットに記載もありませんでしたので、たぶん主催者側のスタンスは「許容」なのだろうと推測します。



projectDREAMER
『アメノキオク…』
2008年11月19日水曜日~12月15日月曜日
(週1回、19:00と21:00の2ステージ/全5日・10ステージ/AとBのダブルキャスト)
Copastic Cafe DiningBar 六本木

作:・演出:林 邦應

全席自由
3,000円(2drink付き)
※当日精算受付をすると、チケットの半券に「1drink引換券」2枚がホチキスどめされたものをくれました。
約5cm×2.5cmと消しゴムくらいの小ささなのにちゃんと公演タイトルと店名が印刷されているのが可愛いです。
この引換券をカウンターに持っていって、メニュー表から好きな飲み物を選んで交換するセルフサービス方式です。
生ビールとカクテル数種、ソフトドリンクもオレンジジュース、ジンジャエール、ウーロン茶など数種ありました。
座席配列はスクール形式でテーブルはありませんので、グラスの一時置きは床に置くしかありません。
グラスは厚手で安定感がありますが、倒さないよう注意が必要です。
ソファ(3人掛け)の両端の人は肘掛のうえに、中2階席の人は手すりのうえに置いていました。

べきら観劇日:
2008年11月19日水曜日19:00~(初日第1ステージBキャスト)

上演時間:約1時間分(休憩なし)
※初日第1ステージは、私の時計で19:05開演、20:15終演でした。

【物販】
未確認

【当日パンフレット】
A5/4P
キャスト表
林 邦應氏経歴
今後の予定



会場状況


目印のドンキホーテを過ぎて最初の角を左折してすぐですが、公演の看板などは出ていませんでした。
半地下が中華料理店になっているビルで、道路から階段を数段昇ったところが入り口です。
ガラスのドアに公演ポスター(青いしずくのなかに「アメノキオク…」と印刷)が貼ってありました。
入り口を入るとすぐ客席フロアです。
入り口ドアの内側の受付で精算しますが、列は屋外に並びました。
開場から開演までの30分間、この入り口ドアが開放状態ですので、会場内に寒気が入ります。
私は寒さに強いほうですしパンツスタイルでしたが、足元が冷えるのを感じました。

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