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舞台『エリア1』

「野球青春グラフィティ」というチラシのコピーに、野球――正確にはスポーツ全般――の知識にうとい私は理解できるだろうかと不安だったのですが、結果は取り残されることなく物語世界に入り込むことができ、たくさんの笑いとスリル、加えて心の奥に届くものも得ることができて短く感じられた1時間40分でした。

野球ものですので試合シーンが山場になるのでしょうけれど、あのミニ劇場の舞台でいったいどうやるのだろう?――映像使用?打球音などの音響のみ?といろいろ考えたりもしていたところ、実際にはちゃんとした「試合」が巧みに創り上げられていました。
間口7メートル弱、奥行きは前2列をつぶしても(C列が最前でした)5メートルあるかないかの演技スペース(←劇場サイト内の舞台情報などより素人推測)に、投げる人打つ人守る人、ベンチにいる人見守る人まで総勢11名のキャストが同時に登場して、しかもボールもリアルに飛び交います。
細かい用語やルールはわからなくても緊迫感を身体中で感じましたし、男性客の多い客席(3分の2くらい)も試合運びに集中している感じでした。

劇団め組石原幸弘さんが出演するのでチケットをとりました。
客演というよりは、石原さんはどて劇団のメンバーでもあるのですね。
石原さん目当てのどて劇団観劇は今年2008年1月の『ナチュラルマン』(べきらによるレポ→)以来2回目になります。
石原さんが演じる人物によって、球児達の明るい未来という一方向の青春学園物語に奥行きが生まれていました。
スポーツを楽しむことができる、その状況の意味するところに想いを馳せました。
前回の『ナチュラルマン』では控えめな印象だった石原さんは、今回は登場時間も増えたうえに鉄砲玉的はじけぶりもみせてくれて楽しませてくれました(川口清人さんとのシーンなど、め組ファンとしては喜んでしまいました♪)。
プライベートで草野球チームの監督をしているという石原さん(←当日前説より)が、劇中で実際にボールを投げるシーンもあってかっこよかったです。
(余談ですが、日常生活で男性に魅力を感じる場面として、「運転」「修理「重いものをさりげなく持ってくれる」」などと並んで「球技」もあるのですよね――仕事で同行したとき、たまたま学校のそばを歩いていて転がってきたボールをぴゅ~んと遠くまで投げ戻すところなどみてしまうと、なんでもない同僚でもちょっとどきどきしてしまったりします、笑)
登場が多い分身体的負荷もあり、とくにクライマックスは石原さんにも相手役の俳優さんにも「痕跡」が残るほどで、2ステージ目でこれだけ真に迫るのでは残り7ステージ大丈夫かしら、と心配になるような迫力でした。

石原さんのほかのメンバーも、座長・滝沢明弘さんの「ダメぶり」を柱にひとりひとりの魅力がくっきり浮かび上がっていて、しかも全体としてのまとまり感もありました。
劇団メンバーの宮田真帆さん、とにかくかっこよくてオトコマエで、ときめてしまいました。
対照的にゴージャスなおとなの女の魅力の亜希美さん、抜群のスタイルと華やかなファッションが素敵です。
なかでも亜希美さんが手に持つ「ある小道具」が抜群に可愛い!
亜希美さんのブログにこの小道具についての画像入り過去記事を発見したのですが、どうやら彼女の私物のようですね。
デザインが可愛いだけでなく、ブログ文中にもあるように人物の特性をとても有効に引き立てていました。
前回『ナチュラルマン』でもやはり女性キャストの衣装が可愛いくてセンスがいいな、とおもいました――スタッフ欄に衣装担当の名前はないので、キャストと演出家とで決めているのでしょうか。



どて劇団
第7回公演
『エリア1』
2008年7月9日水曜日~14日日月曜日(全9ステージ)
劇場MOMO
劇場サイト

脚本:川口清人
演出:滝沢明弘

全席自由
前売3,000円
当日3,500円
小学生以下1,000円

べきら観劇日:
2008年7月10日木曜日昼の部
※終演後、小休憩をはさんで「平日お昼限定スペシャル」という名の、キャスト全員による約10分間のボーナス的演し物がありました。
小劇場での平日昼公演の集客策としては、動員数に応じてチケット代金の一部をキャッシュバックする「昼ギャザ」も有効ですが、このような追加特典というスタイルもまた楽しみなことです。
石原さんは本編にも勝る勢いの、体当たり的パフォーマンス!を披露してくれました。
このときは「どて劇団、次回予告???」の練習、とのことで、楽日7月14日月曜日昼の部終演後に「どて劇団、次回予告???」本番があるそうです(劇団サイト内ブログにも滝沢氏による告知があります←キャスト持ち回りによる自己紹介記事が楽しいブログです)。

上演時間:1時間40分(休憩なし)
※受付近くの目に付きやすい場所に、とても大きく見やすい文字で上演時間案内の紙が掲示されていたのは助かりました。
上演時間情報は、私達観客にとりましては劇団側が考えるよりもはるかに重要で、とにかくなるべく早い段階で知りたい情報なのです。
私が観た回では、開演時刻10分前くらいに石原さんが前説に登場し、そのまま場内にとどまってくれていました。
前回公演での前説もそうでしたが、今回も本家ではまずみられない新鮮な装いでの登場です。
ファンはぜひ早めに劇場に到着なさることをお薦めします。

【物販】
未確認

【当日パンフレット】
B5/4P/カラー
劇団代表・滝沢明弘氏の挨拶文
血液型でグループ分けされたキャスト紹介
(撮り下ろし画像、役名、誕生日、出身地、得意なポジション、好きな球団、好きな選手)
劇団脚本家・川口清人氏による挨拶文
スタッフ
出演者の今後の予定
(亜希美さん、松山幸次さん、宮田真帆さんのブログタイトルとURL)
Speciakl Thanks
受付のみなさん(受付スタッフ一覧)
※当日パンフレットとともに席置きされたチラシ束には、劇団め組8月公演『LADY 椿 鹿鳴館狂詩曲』(新作情報)のあのダークなカメリアがデザインされたチラシ本体とともに、同じ画像が表紙になった演劇フリーペーパー『Confetti』こちら2008年8月号も封入されていました。
『LADY 椿』キャスト欄に石原さんの名前はなく、昨2007年年8月『戊辰残照』を最後にこれで3回続けて本家公演への登場がないのは淋しいことです。
終演後に石原さん本人からの公演告知もあり、「受付担当」を表明していました。
そしてちょうどこの日(2008年7月10日木曜日)、『LADY 椿』のMegumiclub(劇団ファンクラブ)最優先予約チケットが郵送で届きました。
め組公式サイト内の劇団メンバーによるブログにも、稽古の様子が少しずつupされるようになってきているのが楽しみです。

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