スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

舞台『夏祭浪花鑑』

3階までぎっしり埋まったシアターコクーン全体が興奮と歓喜で揺れているようでした。

立ち見も含めて観客がひとつになって大満足の喝采を贈ります。

開演前の「演出」から始まって、歌舞伎座ではありえない斬新なシーンが次から次へこれでもかと繰り出され、しかも歌舞伎の伝統の押さえるべきところは揺るがず押さえ、あの手この手で休ませることなく積み上げられた感動はクライマックスの大団円で最高潮に達して劇場中が沸騰しました。

え~~~~!!!っとあちらこちらから驚きの叫び声が挙がるあのラストの演出を、うっかり観劇サイトのネタバレ注意を忘れて読んでしまったことを激しく後悔した私ですが、それでも迫力の凄さに圧倒されました。

先月から今月にかけて、新劇+小劇場の旧と新を融合させた何本かの芝居を期待して観たもののなにかきれいに洗浄されて旨みが抜けてしまったような味気なさを感じていたところでしたので、旧も旧の歌舞伎が持つ底力に感服するとともにフラストレーションも一掃されて、すっかりいい気分になりました。

正統派のきもの姿のお客さんがみられるのも歌舞伎の場の楽しみです。

この日は真夏並みの暑さで、かろやかな単衣にあっさりとした柄付けの絽目も涼しげな塩瀬のお太鼓のうしろ姿とロビーですれちがったりする幸運にめぐまれ、よくぞ日本に生まれけりとまたもや顔がほころんでしまうのでした。



松竹株式会社・Bunkamura
コクーン歌舞伎
『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』
2008年6月10日火曜日~29日日曜日(全30ステージ)
シアターコクーン
※休演日が1日もありません。歌舞伎の人はタフ!

演出・美術:串田和美

全席指定
1等平場席13,000円
1等椅子席13,000円
2等席9,000円
3等席5,000円
※平場席は座布団席です。1階の前方ブロック(最前~H列まで)がすべて平場席になっていました。足がつらそうなので私は椅子席を選びました。実際には、完全な「平場」は最前の2列だけで、3列目以降は座布団前のスペースに少し段差があって足が下ろせる状態になっていました。平場席のお客さんは、履物は通路で脱いで、劇場用意のビニール袋に入れて席に持っていっていました。こういうとき草履や雪駄は軽くてかさばらなくていいなとおもいました。

べきら観劇日:
2008年6月16日月曜日

上演時間:2時間35分(20分間の休憩1回を含む)

【物販】
プログラム2,000円
海外公演用プログラム1,500円(英語)
プログラムのなかにもラストの演出のネタバレをしている箇所があります。
今回が3演目なのでかなり知れ渡っているのでしょうが、初めての方は知らないまま観たほうが心底驚けて楽しめますので、開演前にはお読みにならないほうがよいとおもいます。
Tシャツ、手ぬぐい、クリアファイル、……こまごまとしたグッズが多種類販売されていて、ロビーは縁日状態になっていました。
座席での飲食自由はたいへんありがたかったです。

コメント

非公開コメント

プロフィール

べきら

Author:べきら
観劇の記録です。

Twitter

月別アーカイブ

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。