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舞台『葦の籠~アシノカゴ~』

濃厚に「昭和」で「アングラ」な雰囲気のチラシ(『リュウカデンドロン』公演情報)に惹かれた黒色綺譚カナリア派(劇団公式サイト)――『リュウカデンドロン』観劇は叶いませんでしたが、今回の『葦の籠~アシノカゴ~』でようやく出会いが実現しました。

青山円形劇場の360度の壁に全18場のタイトルが縦書きされた垂れ幕がぐるりと張り巡らされ、葦の茂る川原に設営されたテント劇場に入ったような感覚です。

おとなも子どもも、男も女も、狡猾で卑猥で利己主義で残酷ななか、最後に残る人間らしい感情は何なのか――設定は昭和の始め頃の川原ですが、『今昔物語』や『羅生門』といった王朝ホラーのような幻想的な世界を思い浮かべました。

少ししか登場しない赤澤ムックさん(劇団主宰にして作・演出)が鮮烈な印象でした。

花組芝居で美しい女形を見せてくれる堀越 涼さんの客演ももうひとつの楽しみでした――なんと川原に棲息する乞食風老婆集団のひとりという役どころでしたが、抜いた衣紋の襟足のなまめかしさといい、白魚のような指の表情のこまやかさといい、佳人は老婆になってもやはり佳人なのでした。



Aoyama First Act #9
黒色綺譚カナリア派
第八回公演
『葦の籠~アシノカゴ~』
2008年3月19日日水曜日~23日日曜日(全8ステージ)
青山円形劇場(劇場サイト

公演情報:http://www.kokusyoku.com/asinokago.html

作・演出:赤澤ムック

全席指定3,800円

べきら観劇日:2008年3月23日日曜日昼の部

上演時間:約2時間(休憩なし)

【物販】
未確認
(終演後のロビーは演劇関係者と見受けられる大勢の人々が歓談するサロンと化して大混雑状態となり、物販コーナーに辿り着くのをあきらめて帰りました。)
『葦の籠~アシノカゴ~』DVD先行予約
B5版の申し込み用紙がチラシ束に入っていました。
劇団公式サイト内の「SHOP」からも申し込めます。
4,800円(税込)
2008年11月下旬発送予定

【当日パンフレット】
A4版4P
御挨拶
(赤澤氏による挨拶文)
あらすじ
登場人物
スタッフ
協力
Aoyama First Actについて
(説明文によれば、Aoyama First Actとは「こどもの城 青山円形劇場」が若手劇団を援助するプロジェクトのようです。)
今後の予定
(カナリア派は2008年10月ザムザ阿佐ヶ谷、2009年4月世田谷シアタートラムで公演予定とのことです。出演者の今後の予定のなかでは、堀越 涼さんが柿喰う客第13回公演『俺を縛れ!』――2008年6月/王子小劇場――に客演なさるというのが楽しみです。)
赤澤さんのブログ赤澤ムック戯れ随筆に舞台写真がたくさんupされています。

『葦の籠』舞台写真と解説 其1~7:
http://yaplog.jp/kokusyoku/daily/200804/02/
※合間の楽屋裏風景(舞台ではオドロドロしかったですが、明るいところだと笑えるメイクです)、演出中の赤澤氏(あの美しい白いワンピースの衣装の上にジャージを着こんでの熱弁)が楽しいです。

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