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舞台『I See i』(アイシアイ)レポその2

新田絵美(にった・えみ)さん演じるカナタは大輪の花のようにあでやか。

ハル(小野健太郎さん)と愛し合いながら、ナツセ(奥田努さん)にも好かれるという羨ましい立場です。

薄井央美(うすい・ひろみ)さんのユキは、ハルのことが好きでたまらないのに、ハルに邪険にされてしまう。

それでもめげないユキの確信的な強さが、楚々とした薄井さんの印象と好対照をなしていました。

クライマックスではユキの叫んだ一言が悲劇的事態を回避させ、物語が収束したのでした。

・新田絵美さん情報:
演劇ユニットPlug-Inサイトhttp://www.geocities.jp/nyplugin/index.html
※劇団スタジオライフの役者さんも参加しています。

Directors & Actors
※新田さんのモノクロ画像とプロフィールがあります。

なお、薄井さんのウェブ情報は発見できませんでした。惜念。

新田さんも薄井さんも鍛えられたパフォーマンスと力強いセリフで安定感があるのですが、やはり女性の身体というのはやわらかくて華奢ですね。

ふだんは女装した男優さんを相手にしているスタジオライフの役者さんが、女優さんと演技をしているのはとても新鮮でした。

スタジオライフの役者さんはひんぱんに外部出演をしているので、女優さんとの共演は珍しいことではないのですが、ライフファン歴の浅いべきら(初ライフは2005年12月の舞台『白夜行』第2部)としては、奥田さんと小野さんが生身の女性を強く抱いたり払いのけたりするのを小空間で間近に見て、なんだかどきどきしてしまいました。

カナタもユキも、スノコの床に引き倒されたり(スノコが割れるかとおもうくらい大きな音がします)、壁にばぁーん!と強く押し付けられたりと激しい動きがあり、大丈夫なのかしら……といらぬ心配をしてしまうのも、ライフの舞台の場合はどんなに細身で女らしくても、やはり男性だからと安心していられるのでしょうね。

細いといえば、小野さんもびっくりするくらいでした――奥田さんのナツセが小野さんの両手首を握って(奥田さんはプロボクサーテスト合格実績の持ち主)ハルの動きを封じ、そのスキにアキヲ(演・中島徹さん)がハルに目隠しをする場面では、小野さんのほっそりとした手首が折れてしまいそうでした。

終演後に明るいオレンジ色のTシャツに着替えて会場に顔を出した小野さんは、ファンからすかさずかかった「お疲れ様!」の声に、あの片方だけでも星がみっつくらい輝いていそうにきらきらした眼で「お疲れ様でした!」と爽やかに挨拶を返していました。

べきらはその横を通り過ぎただけですが、そばで見るとほんとうにスレンダー……これでよくバイクを乗り回せるものだな、と感心してしまうのですが、そこはやはり男の子ですね。

スタジオライフメンバーによるウェブ日記「daily LIFE」に、小野さんの文才が冴える楽しいバイクツーリング話があります。

・劇団スタジオライフ サイトより:
http://www.studio-life.com/club-life/daily_life.html

「続・夏の思い出」:
http://www.studio-life.com/club-life/daily_colum%207.18.html
※バイクはスズキ・バンディットとのこと。排気量の記載がないのが残念。

「完・夏の思い出」:
http://www.studio-life.com/club-life/daily_colum%207.21.html

SLEEPサイトによれば、全5公演のチケット予約は完売、べきら観劇日(2006年7月23日日曜日昼の部)も客席はほぼ埋まり、9割は女性で華やかな雰囲気でした。

プログラムやグッズの販売は確認できませんでした(狭い受付まわりに人垣で)が、席置きチラシ束のなかに、スタッフ・キャスト名など基本情報を記したA4四つ折が入っていました。

↑記載の「次回出演情報」によれば、SLEEP次回公演は来年2007年1月、中島さんのメタリック農家は今年2006年11月とのことです(スタジオライフ2006年9月公演『夏の夜の夢』情報もちゃんと載っていました)。

・SLEEP次回公演:
『10 -ten-』
詳細は後日サイト公開

・メタリック農家次回公演:
『食』
2006年11月8日(水)~11月12日(日)
王子小劇場
http://www.metanou.com/next.htm

また、このA4四つ折には、キャスト5人が役の衣裳で並んだ笑顔のモノクロ写真が載っています(小野さんの胸に顔を埋める新田さんがキュート!)。

衣裳は5人とも共通のフィットした黒いトップに幅広パンツの黒いボトム、首に巻いたグレー濃淡のスカーフがポイントで、バランスのとれたとてもお洒落なデザインでした(奥田さんの揺れるピアスとチェーンベルトがとくに素敵)。

この舞台を観劇したスタジオライフのメンバー・舟見和利(ふなみ・かずとし)さんも、ご自分のブログでこの衣裳を褒めていますね。

・kazutoshi funami blog ~by 舟見和利~:
「舞台」と「やん」と(2006-07-26)
http://kazzzzz.blog72.fc2.com/blog-entry-20.html
※舟見さんの演じる女性のしっとりと匂い立つような色気には感動です。いつかこの方の着物姿をぜひ見たいです。



それにしても、なぜ5人とも同じ服なのか……学校か、もしくはなんらかの組織の制服?……二組の男女4人はもしかしたら実質はふたりしかいないのかもしれません。

ナツセとハルは同一人物、カナタとユキも同じ人物。

ナツセはハルのなかのもうひとりの自分であり、ユキもカナタのなかのもうひとりの自分。

そしてアキヲは、ふたりそれぞれのなかに住む「心の闇」――

詳しい説明がされないだけにかえって、いろいろな想像をめぐらせる楽しみを与えてくれる作品でした。

べきらふぁいる:舞台『I See i』(アイシアイ)レポ(2006-07-23)

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