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雑誌『ステラ』に吉田鋼太郎さんin『風林火山』画像掲載

舞台演劇を観ない人でもたぶん名前を聞いたことがあるのでは、とおもわれるくらい高名な演出家「世界のニナガワ」こと蜷川幸雄さんの舞台は私もこれまでに何度か観劇していますが、蜷川空間に欠かせない重厚で深みのある存在が俳優・吉田鋼太郎さんです。
現在渋谷・シアターコクーンで上演中の『お気に召すまま』(蜷川さん演出)では、宮廷を追放されながらもアーデンの森で部下達とともに自然との共生生活を楽しむ「前公爵」を好感度高く演じています(私べきらは2回観劇しました)。
その吉田鋼太郎さんがNHK大河ドラマ『風林火山』第30回「天下への道」(2007年7月29日日曜日放送)に登場するとの情報を演劇関連サイトで知って楽しみにしていたところ、NHKの番組雑誌『ステラ』2007年8月3日号(7月25日水曜日発売)P8に吉田さん演じる「津田監物(けんもつ)」の画像が掲載されました。
説明文によれば津田監物は紀州根来寺を束ねる砲術津田流の開祖で、主人公・山本勘助とは旧知の仲だそうです。
画像は火縄銃「種子島」を構える砲手をはさんで勘助と津田が的を見据える膝上正面写真と津田のアップ写真の2枚です。

舞台と同じくどっしりと安定感をただよわせている画像ですが、劇場で観客として来ていた姿を何度かお見かけしたことがある吉田さんは意外にほっそりと若々しいかんじでいらっしゃいました。
新国立劇場小劇場と本多劇場でおみかけしたのを覚えていますが、舞台ではいつもマントと甲冑スタイルなのと対照的に細身のジーンズ姿が素敵でした。
有名人が観劇に来る場合は帽子を目深にかぶったりサングラスをかけたり、開幕直前の照明が半分くらい落ちた(=暗くなった)タイミングを見計らって目立たないように席に着いたりといろいろ工夫がこらされるのですが、吉田さんは一般人に混じってごくふつうに、淡々としていらしたのが印象に残っています。
「開幕前のロビーや客席通路を俳優さん達が歩き回る」という演出が話題になった『タイタス・アンドロニカス』では「いらっしゃいませ♪」「どうも、ようこそ」「(若い兵士役の俳優さんに)ほらほら、邪魔だよ♪」と観客に愛想を振りまいていたのに驚いてしまいました。
幕が開けば血みどろで陰惨な悲劇をリードするタイトルロールなのに、なんという余裕なのだろうと舌を巻くおもいでした。
先日観てきたばかりの『お気に召すまま』では、偶然森で出会ったオーランドー(演・小栗旬さん)が今は亡き忠臣の息子だったと知った前公爵が、喜びと感動のあまり小栗さんの頭を自分の胸に埋めさせるように抱きかかえるシーンが好きです。
わけがわからず呆気にとられるオーランドーの顔は吉田さんの腕に隠れてしまって見えないのですが、突然抱きすくめられ行き場を失って宙に浮いたような小栗さんの右手が(左手は差し出されたパンの切れ端を持っています)前公爵の感情をようやく汲み取り、おずおずと吉田さんの腕を握り返すところが表情が見えないだけにかえって胸にせまりました。

スケールの大きさや包容力を安定して見せてくれる吉田さんがテレビ画面ではどのような表情に映るのか、演劇ファンとしては楽しみと期待で見逃せません。

・NHK大河ドラマ『風林火山』公式サイト:
http://www.nhk.or.jp/taiga/
※第30回「天下への道」あらすじに吉田さんの津田監物画像あり。

・雑誌『ステラ』サイトより、今週の大河ドラマ「風林火山」:
http://www.nhk-sc.or.jp/stera/taiga_f_kazan.html



そして今号の『ステラ』には、「ハイビジョン特集 演出家・蜷川幸雄71歳の闘争宣言」のタイトルで蜷川さんのインタビューが掲載されています(P18~)。
55歳以上の人々を集めて劇団を旗揚げするという前人未到の挑戦に乗り出した蜷川さんが、自分もまた老いと病気という現実と闘う姿が多くの写真とともに語り出されています。

・雑誌『ステラ』サイトより:
http://www.nhk-sc.or.jp/stera/toku_2.html

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