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『トップ・ボーイズ』

ゲイカップルの結婚を祝うパーティに歴史上有名な9人のゲイ達がやってくる前半――
そのカップルの現実生活を描く後半――
という2部構成の作品です。
関根信一さんのたっぷりな愛に浸りました。
チラシに記載された手がかりによれば9人のゲイ達は外国人が多いようでしたが、私は「戦国時代の若武者」に興味津々。
武田信玄の家臣・春日源助がその人でした。
日本人としてはあとひとり三島由紀夫が参加。
オスカー・ワイルド、ハーヴェイ・ミルクなどそれぞれが自分の人生を語ります(9人の名は↓に)。
差別、虐待、射殺とつらい人生を歩んだ彼達ですが、最後には「自分は幸せだった」と作家は語らせます。
同性愛ゆえに逮捕され「毒殺された」イギリスの数学者アラン・チューリングを演じたますだいっこうさんの静かで満たされた語り口が胸にせまりました。
欧米に比べれば(同性愛に対して)ゆるやかな日本ですが、源助にはライバルの存在がありました。
それでも、信玄の言葉を後世に伝えられたことが幸せだと表明します。
このおおらかな受容感が、私が関根作品に惹かれる要因なのです。

後半では、現代のカップルは結婚式をあげることができます。
歴史上のゲイ達に比べればはるかに恵まれた状況なのに、ふたりの気持ちは結局すれちがってしまいます。
異性愛の行き着く先のむなしさに肩を落としがちな身としては男性と男性の結びつきに憧憬してしまうのですが、埋められない溝はいかんともしがたいのでした。
クライマックスでふたりが真情をぶつけ合うシーンが、演技とはおもえない渾身の迫力でした。
陽樹(はるき)役の羽矢瀬智之さんと鷹雄役の久米靖馬さんに拍手。



劇団フライングステージ
第35回公演
『トップ・ボーイズ』
2010年8月5日木曜日~15日日曜日
下北沢OFFOFFシアター
公演情報
CoRich情報

作・演出:関根信一

全席指定
予約・前売 3,500円
ペアチケット 6,500円(予約・前売のみ)
トリプルチケット 9,000円(予約・前売のみ)
当日 3,800円(開場と同時に発売)

べきら観劇日:
2010年8月10日火曜日19:30~

上演時間:約2時間(休憩なし)

【物販】
上演台本 1,000円

【当日パンフレット】
B5/4P一色
・関根信一さんによる「ごあいさつ」
・登場人物
・人物についての注
・Next Stage
・Cast Information
・Staff



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