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舞台『颶風のあと』

「ぐふう」とは台風などの総称(当日パンフレットより)で、明治維新という大きな嵐に遭遇した匿名の若者達の、それぞれの生き方を描いています。

定期購読している演劇雑誌『悲劇喜劇』の最新号(2008年5月号)に全文掲載されている戯曲をなにげなく読み始め、本文の1ページ目(P108)の最後まで目を通したところで即行パソコンに飛びつき、完売直前のチケットを入手することができました。

わずか100席の稽古場に作られた能舞台風の造り(客席図)を見たときは、この狭さでは本格的な立ち回りは期待できないかもしれないとおもったのですが、案に相違してクライマックスには迫力満点の激闘で剣殺陣ファンを満足させてくれました(殺陣:菊地竜志)。

通路も使い切っての殺陣なため、最前列の私は横切る白刃がびゅん!とおこす風が頭の上を過ぎる(ような気がする)ほどの緊迫感を体験することができました。

力による変革が残したもの、犠牲にしたものへの主人公の疑問と慙愧は、現代のテロや企業間競争に通じるものがあります。

闇に浮かぶ白い花のような森尾 舞さんの美しさ、大塚道子さんが体現なさる一朝一夕には成らぬ気品、哀切、秘めた強さが印象的でした。



劇団俳優座
『颶風のあと』
2008年4月8日月曜日~20日日曜日(全15ステージ)
劇団俳優座5階稽古場

公演情報:
http://haiyuza.sakura.ne.jp/info/guhu_000.html

作・演出:福田善之

全席指定
一般5,000円
学生3,500円

べきら観劇日:
2008年4月14日月曜日昼の部

上演時間:2時間30分(15分間の休憩1回を含む)

【物販】
雑誌『悲劇喜劇』2008年5月号
福田善之氏著作
プログラム販売なし

【当日パンフレット】
A4/4P/モノクロ1色刷
表紙は↑リンクした公演情報にあるのと同じ男装の「姫」のイラスト。
P2:チラシ裏面と同じキャスト一覧(顔写真、役名、俳優名、代表作)
P3:スタッフ表、評論家・佐高 信氏による寄稿「人の上にも人の下にも人はいない」
P4:福田善之氏「「揺れ」と「迷い」と」、劇中歌歌詞、稽古写真6枚

【劇評】(新聞はいずれも東京23区内配布版)
・朝日新聞2008年4月11日金曜日付け夕刊
・読売新聞2008年4月16日水曜日付け夕刊
YOMIURI ONLINEに全文掲載→http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/stage/theater/20080416et06.htm
※読売新聞社はヨミウリ・オンライン内の個別記事へのリンクを許可していないため、URLを表示しています。
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